日本の伝統芸能浪曲シリーズ471.忠治・唐丸駕籠破り(その一) 曲師◆佐々木伊代子 [21分22秒] 上州度々村に紋次という貸元がいて、子供がなく国定村の馬方の忠治を養子にもらった。紋次が板割の浅太郎、松井田の喜蔵、高崎の重吉ら主だった乾分十五六集めて、俺の跡目として忠治に譲りたいと。乾分たちも忠治が親分ならばと了承した。忠治が国定村を出て高崎の城下で唐丸駕籠と出会った。中に日本一の泥棒で日光今町無宿大天狗額太郎が捕えられている。忠治がまだ馬方をしている時に堅気になれと意見をされた大恩人である。2.忠治・唐丸駕籠破り(そのニ) 曲師◆佐々木伊代子 [21分29秒] 本縄にかかった唐丸駕籠の大天狗を助けるため忠治は駕籠の後をつけると梅鉢という大きな旅籠に入った。深夜になって忠治は梅鉢に忍び込み雪隠の中で助ける機会をうかがっていた。その時役人に連られた大天狗額太郎が入ってきた。縄抜けに成功した二人は村はずれの地蔵堂まで逃げて近くの川で身体を洗い、忠治は六年前に受けた恩義の礼を言ったその時お堂の中から”大天狗に、忠治待て”とびっくりした二人の前にひとりの男があらわれた。
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アーティスト:二代 広沢虎造
商品形態:カセット
商品番号:TETR-20147