日本の伝統芸能浪曲シリーズ36〉
会津の小鉄/京山幸枝若
1.文治殺し 曲師◆藤信初子 [19分00秒] 京都に住む…男前の文治、ふとした事から役人を斬ったが、会津の小鉄の口ききで打首、遠島を逃れて三年間の所払いで済んだ。 女房を残して丹波、丹後、但馬三州かけての大親分石田新太郎宅へ草鞋をぬいだ。三年経って女房恋しさに京へ帰ってみると、女房は小鉄一家のガリのデボ竹の女になっていた。まさかと思った文治はデボ竹に掛合うが、頑としてきかぬデボ竹は、子分達と文治の体をめった打ちにしてしまう。2.血煙の稲荷山 曲師◆藤信初子 [18分42秒] 全身血まみれになった文治は、死ぬ前に一目親代りになっている一筆父つあんを訪ねる。文治の傷にびっくり、この仕返しは俺がしてやると小鉄一家に喧嘩状を差出した。悪い奴とは思ってもデボ竹は小鉄にとっては子分。原因がどうあれ、一筆から売られた喧嘩は買わねばならない。場所は稲荷山と決めて、あわや対戦ならんとした所へ、新門辰五郎、武蔵家新造、清水の次郎長が馳せつけて仲裁を買って出る、時は慶応ニ年二月の二〇日…。
※ご注文商品が在庫切れの場合は入荷予定をお知らせ致します。
注文の前にお聞きになりたい場合は【お問い合わせ】よりご連絡くださいませ。
※帯部分色ヤケあり 写真を確認ください
◆1995.11.1/TETR-20136/カセット※台詞カード付